- 1.
-
高精度な診断と治療のサポート
口腔内カメラは、精密な診断をサポートする役割を果たしています。
特に、歯の表面や歯間の小さな虫歯、歯茎の腫れ、歯周ポケットの深さなど、目視では見逃しがちな小さな変化も確認することが可能です。
歯科医師は、口腔内カメラの映像をもとに、より正確な診断を下し、的確な治療方針を立てることができるため、虫歯や歯周病の早期発見と早期治療につながります。
結果として、患者様のお口の健康を守り、再発リスクを抑えることが可能になります。
- 2.
-
患者様の理解を深める視覚情報
従来、歯科治療において医師が症状を説明する際は、鏡や模型を使って伝える方法が主流でした。
しかし、専門用語や歯科医師の視点からの説明は、患者様には少し難しく感じられることがありました。
ですが口腔内カメラを使うとことで、患者様ご自身のお口の中の状態をリアルタイムでモニターに映し出し、視覚情報をもとに説明することが可能です。
虫歯の進行度や歯周病の状態を自分の目で確認しながら治療の必要性を理解することで、患者様は治療内容に納得し、積極的に治療に参加できるようになります。
- 3.
-
治療過程の記録と確認
治療を進める中で、患者様にとって治療がどのように進行しているか、次にどのような処置が行われるのかなどは気になる点かと思います。
口腔内カメラを使用すると、治療の進行状況をステップごとに記録することができ、治療の開始時点から終了までの過程を患者様と共有できます。
たとえば、虫歯治療においては、詰め物を取り外す前、虫歯部分を削った後、そして新しい詰め物をセットした後など、治療の進行を確認しやすく、どのようにお口の中が改善されているかを視覚的にご理解いただけます。