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ドイツ式入れ歯、テレスコープ義歯の種類について

2024.10.08

京都市山科区の歯医者、鈴木歯科医院の院長 鈴木貴之です。
今回は、「ドイツ式入れ歯、テレスコープ義歯の種類について」詳しくお話をしていきたいと思います。
この入れ歯は、日本ではまだ馴染みが薄いかもしれませんが、ドイツでは非常に一般的であり、その高い機能性と審美性で多くの患者さんから選ばれている入れ歯です。
このブログを通じて、テレスコープ義歯の基本的な知識や選ぶメリット、そして実際にどのようなものかをわかりやすくお伝えできればと思います。

1.テレスコープ義歯とは

テレスコープ義歯は、ドイツ発祥の入れ歯で、自分の歯を活用しながら補綴するタイプのものです。
この義歯は、内冠(内側にある金属の冠)と外冠(外側に装着する義歯部分)の二重構造が特徴です。
内冠は残っている自然歯に固定され、外冠がそれにかぶせられる形で取り付けることができます。
種類としては、リーゲルテレスコープ、コーヌスクローネ、レジリエンツテレスコープという入れ歯があり、症例によってどの入れ歯にするか判断しております。
それぞれの特徴としては、リーゲルテレスコープは一言で表すと、取り外しができるブリッジ。
コーヌスクローネは装着の最後で内冠と外冠がすっとはまることにより維持力の高い入れ歯。
レジリエンツテレスコープは残っている歯が4本以内の場合に適応される入れ歯になります。

2.テレスコープ義歯の特徴

テレスコープ義歯の最大の特徴は、取り外し可能ながら非常に安定した装着感を持っていることです。
これにより、入れ歯なのですが食事中の不便さが少なく、自然な噛み心地を実現することができます。
また、見た目も自然な歯に近く、審美的にも優れています。

3.テレスコープ義歯の種類

主に金属を使用した内冠と外冠から構成されるテレスコープ義歯には、素材によってさまざまな種類が存在します。
金属部分には、耐久性の高い貴金属合金が使われることが多いですが、患者さんのアレルギー体質やコストの問題を考慮して、非貴金属を用いることもあります。

4.どうしてテレスコープ義歯が選ばれるのか

テレスコープ義歯が選ばれる理由は、その高い機能性と審美性にあります。
取り外しが可能でありながら、他の入れ歯に比べて非常に安定しており、長期間にわたって快適に使用できる点が魅力であると言えます。

5.テレスコープ義歯のメンテナンス方法

テレスコープ義歯の適切なメンテナンスは、長持ちさせるために非常に重要もなります。
毎日のブラッシングはもちろん、専用のクリーナーを使用して内冠と外冠の間の汚れをきちんと取り除くことが推奨されます。

6. テレスコープ義歯のメリットとデメリット

・メリット
高い安定感と快適な装着感
自然な見た目
取り外し可能で衛生的

・デメリット
製作に時間がかかる
コストが高めになることがある

7. まとめ

テレスコープ義歯は、その特有の構造と機能により、多くの患者さんに選ばれています。
見た目の美しさと機能性を兼ね備え、日常生活における質の向上を実現することができるため、選択肢の一つとしてぜひご検討ください。
もし興味を持たれた方、また入れ歯に関して詳しい相談やさらなる情報をお求めの場合は、当院までお気軽にご連絡くださいませ。

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