
院長ブログ
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ブリッジで治療ができないと言われた方へ、入れ歯治療のお勧め
2025.01.20
京都市山科区の歯医者、鈴木歯科医院の院長 鈴木貴之です。
今回は、「ブリッジで治療ができないと言われた方へ、入れ歯治療のお勧め」について詳しくお話をしていきます。
目次
1.ブリッジ治療が適用できないケースとは?
ブリッジ治療は、隣り合う健康な歯に支えられる形で欠損した歯を補う治療方法の一つですが、隣の歯が虫歯や歯周病で弱っている、あるいは欠損部分が広範囲にわたる場合には適用が難しく、さらに患者さんの全体的な口腔健康状態や、骨の質もブリッジが適用できるかどうかを分けるポイントとなり、全ての患者様にブリッジ治療ができる訳ではありません。
ですので、口腔内のご状況によってはブリッジ治療ができないため、入れ歯治療をお勧めしております。
2.入れ歯治療の基本とは?
入れ歯は取り外し可能な補綴物で、歯の欠損を補い機能を回復させるための治療方法です。適切な入れ歯治療によって、噛む力と噛み合わせを改善し、見た目の美しさを保ちながら、日常生活の質を向上させることが可能です。
3. 入れ歯の種類と各特徴
下記に入れ歯の種類と特徴について記載いたします。
・完全入れ歯:全ての歯を失った場合に適用され、口腔全体をカバーします。
・部分入れ歯:一部の歯が欠けている場合に使用し、残っている歯を支えとして固定します。
・インプラント支持入れ歯:インプラントを利用して入れ歯を安定させ、より自然な噛み心地を提供します。
・フレキシブル入れ歯:柔軟な素材で作られ、装着感が良く、見た目も自然です。
4.入れ歯治療の詳細な流れ
最初の診断から始まり、口腔内の状態を詳細に評価後、入れ歯の精密な型取りを行います。
その型をもとにして製作された入れ歯を試着し、最適なフィット感を確認します。
必要に応じて微調整を繰り返し、快適な使用感を実現させていきます。
5.入れ歯のメンテナンスと長持ちのコツ
入れ歯は正しいケアを行うことで長持ちします。
毎日の洗浄、定期的な歯科診断によるチェックアップが必要です。
また、入れ歯の素材や形状によって特有のケア方法があり、これを守ることが大切です。
6.入れ歯治療の多様な利点
入れ歯は食事や会話の機能を向上させるだけでなく、顔貌の変化を防ぎ、自信を持って日常生活を送ることを助けます。
また、治療費用が比較的抑えられることも、多くの患者さんにとって大きな利点です。
7.よくある質問とその回答
下記に入れ歯治療についてのよくあるご質問とその回答について記載いたします。
Q1: 入れ歯はどれくらいの期間で慣れますか?
A1: 人によって異なりますが、通常は数週間から数ヶ月かかります。
Q2: 入れ歯のメンテナンス費用はどのくらいかかりますか?
A2: 定期的なメンテナンスは比較的低コストですが、状態によっては追加の費用が発生することがあります。
8.まとめ
ブリッジ治療が適用できない場合には、入れ歯が有効な選択肢となります。
当院では、一人一人の患者さんの状態に合わせた最適な入れ歯治療をご提供しております。疑問や不安がある方は、いつでも当院までご相談ください。