リーゲルテレスコープ義歯とは

院長ブログ

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2024.08.14

京都市山科区の歯医者、鈴木歯科医院の院長鈴木貴之です。
今回は、「リーゲルテレスコープ義歯とは」についてお話をしていきます。

リーゲルテレスコープ義歯とは、自然な見た目と快適な使用感を提供する高度な義歯の一種です。
この義歯は、特に残存歯が少ない場合に適しており、長期的に安定した咬合力を維持することが可能となります。

この義歯の核心技術は、「テレスコープ冠」という二重の冠構造にあります。
内冠が残存歯に固定され、外冠が義歯に装着されることで、二重の冠が精密にかみ合うことにより、義歯の安定性と耐久性が向上する仕組みになっています。

以下にリーゲルテレスコープ義歯のメリットを記載いたします。

① 見た目の自然さ：義歯が実際の歯茎や歯に近い形で作られるため、見た目が自然です。
② 快適な装着感：精密なフィット感により、日常生活での違和感が少なくなります。
③ 取り外しやすさ：掃除やメンテナンスが容易になり、口腔衛生を維持しやすいです。

以下にリーゲルテレスコープ義歯のデメリットを記載いたします。

① 高価格：高度な技術を要するため、他の義歯に比べて価格が高くなることがあります。
② 治療期間の長さ：精密な作業が必要なため、治療期間が長くなる可能性があります。

年配の患者さんや、事故等で多数の歯を失った方に特に推奨されます。
残存歯が少ない場合でも、この義歯を使用することで、食事の質が向上し、発音や笑顔が改善されることが期待できます。

義歯を選ぶ際のポイントを以下に記載いたします。

① 歯科医師との相談：自分の口腔状態に最適な義歯を選ぶためには、信頼できる歯科医師と相談することが重要です。
② 価格と品質のバランス：長期的なコストパフォーマンスを考えると、初期投資が高くても長持ちする高品質な義歯を選ぶべきです。

リーゲルテレスコープ義歯は、その高い機能性と自然な見た目で多くの患者さんから評価されています。
適切なケアと定期的なメンテナンスにより、より快適な日常生活を送ることが可能です。
興味がある方は、ぜひ一度当院までご相談ください。

この記事が皆様の義歯選びの参考になれば幸いです。
入れ歯や虫歯など歯やお口のことは何でも当院までお気軽にご相談ください。