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総入れ歯とインプラント、どちらがオススメか
2025.01.27
京都市山科区の歯医者、鈴木歯科医院の院長 鈴木貴之です。
今回は、「総入れ歯とインプラント、どちらがオススメか」について詳しく解説していきます。
目次
1.総入れ歯とは何か?
総入れ歯は、すべての自然な歯を失った人に対する治療法で、取り外し可能な人工の歯群です。
これは、ガムラインに合わせてカスタマイズされ、食事や会話の際に必要な機能性を提供します。
2.インプラントとは何か?
インプラントは、失われた歯の代わりに顎骨に埋め込むチタン製のポストを使用し、その上に人工の歯を固定します。
この方法は、外観が自然であり、長期的にはより安定した解決策を提供します。
3.総入れ歯のメリットとデメリット
総入れ歯の最大のメリットはそのコスト効率です。
初期費用が低く、多くの患者さんにとって手が届きやすい選択肢です。
しかし、時間が経過するにつれて歯茎の形状が変化し、フィット感が悪くなることがあります。
また、噛む力が自然な歯に比べて弱くなることがあります。
4.インプラントのメリットとデメリット
インプラントは、自然な歯と同等の強度と機能を提供することができ、顎の骨の健康を維持するのにも役立ちます。
しかし、高額な治療であり、手術が必要であるためリスクも伴います。
また、治療には数ヶ月を要することが多く、プロセスが長期にわたることがデメリットとされます。
5.費用の比較
総入れ歯は一般的にインプラントよりもコストが低く、即時に解決を求める患者さんに適しています。
一方でインプラントは初期投資は高いですが、長期的には再治療の必要が少なく経済的です。
6. 維持管理のポイント
総入れ歯は定期的な調整や清掃が必要であり、適切なケアが行われない場合、不快感や口内炎を引き起こす可能性があります。
インプラントの場合、日常的なオーラルケアと定期的な歯科診察が必要で、これにより長持ちさせることができます。
7.患者さんの状況に合わせた選択
患者さんの健康状態、経済状況、日常生活のニーズによって、選択肢は大きく異なります。
十分な診断を受け、歯科医師と相談の上、最適な解決策を見つけることが重要です。
8.まとめ
総入れ歯とインプラントはそれぞれ異なるニーズに対応するための優れた選択肢です。
どちらを選択するかは、個々の状況とニーズによって異なります。
当院では、患者さん一人一人に最適な治療計画を提案し、質の高いケアを提供しています。
もし入れ歯治療に関して何か気になることがありましたら是非お気軽に当院までご来院くださいませ。